8月26日(金)シティ・プラザはしもと
第57回関東甲信越静公民館研究大会inさがみはら 第7分科会『地域防災と公民館』

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事例発表

栃木県鹿沼市 ~地域ぐるみで取り組む防災対策~
☆公民館をコミュニティセンターとして散らばっていた様々な機能を統合した
☆自治会ごとにバラバラではなく、公民館として地区全域での炊き出しイベントを企画開催
・小中学生に炊き出しの体験をしてもらう
・大人はできるだけ手を出さず、手順の説明やアドバイスのみ
・最初は戸惑って指示待ちだった子供達も後半は自主的に動けるようになった
・特に中学生の若い力はいざという時に動けない大人よりも頼りになる
反省点と今後
・炊き出しの準備を事前にしてしまったことで、訓練ではなくただの体験イベントになってしまった
・企画段階から中学生に参加してもらいたい

静岡県磐田市 ~あなたがリーダー~
☆公民館・コミュニティセンターを交流センターとして統合した
☆東海・東南海地震の想定震源域であること
☆『被災時に誰かがいるとは限らない』をテーマに、交流センターで『あなたがリーダー』生涯学習講座を導入
→地域づくり・人材育成講座として開催(この2年間で6回開催)
反省点と今後
・趣味の講座と違って人が集まりにくい
・東南海地震の危険が言われ始めてから長い時間がたち、目的が分からない・知らない人が出てきている

質疑応答
Q:『家庭防災の日』を設定したとあるがどういうものなのか
A:家族が揃っていない昼間などにどう動くのか等、家庭で話し合い防災意識を高めてもらうため設定した

Q:避難所HUGについて、詳細をネットでみることはできるか
A:日本でHUGを一番最初に取り入れたのは静岡県。詳細はこちら(静岡県防災センター)
また、HUGのセットをNPOが販売しているので興味があれば問い合わせを。

Q:公民館をコミュニティセンターにした意味、メリットデメリットを
A:まず、統合した結果施設建物が増えた。呼び名を変えることで入りやすくなった。
デメリットとしては、予算が厳しくなった事で教室等が思った以上に開けない事。

Q:中学生のイベントの関わり方
A:(磐田市)元々防災意識が強い土地柄なのでそんなに苦労はしていない。そのためか、ボランティアが内申にプラスされるということでかなり積極的な部分も…。
A:(共通)各学校の校長の考え方次第。

グループ協議
千葉県浦安市・相模原緑区・相模原中央区の方と協議しました。
・浦安市は311時に液状化などの被害が出たが、その際に年配の方々をどう避難させるかで悩んだ
・浦安市は公民館が7つ、市の規模から考えて少なく感じる
→相模原市は全部合わせると多く感じるが、区ごとで考えれば同じぐらい
・相模原市はまちづくりセンターの方が中心になって色々進めているので、公民館の存在が薄い
・相模原市は区で事情が大きく違うので一律には考えにくい

講評・講話
茨城県常総市 ~避難所の開設と運営~

大規模な災害時に避難所の様子がとりあげられるが、初日・数日後・数週間後で様子が全く違う。
何処にどんな人を入れるのか、優先順位、パーテーション等のプライバシー確保、トイレの問題、避難の規模に応じてそれらを想定しての運営が必要。
また、職員・希望者で避難所の宿泊体験を行ったが、思った以上の床の固さと冷たさに対策の必要性を感じた。

タウンニュース相模原南区版記事
http://www.townnews.co.jp/0302/2016/08/11/343654.html